ボートで(ゆっくり)湖水地方を訪れる

車が発明される以前、湖水地方では水路が主な交通手段でした。現代でもフィンランドの湖水地方を巡るにはボートが一番です。

サイマー湖ほどボートの旅にふさわしい場所はありません。湖って大きな池のようなものだと思っている人もいるかもしれませんが、実はそうではないんです。サイマー湖は4380 km2 の相互に連結した盆地のようになった湖底と、狭い河床の入り組んだ構造になっていて、そこには何千という島が点在しています。60個の運河を経由して南のラッペーンランタ市からおよそ300 kmも北のヌルメスやイイサルミにまで及ぶ他の湖につながっているのです。