• ファッションへのパッション

    レトロと未来の出会い

    パオラ・スホネンのコレクションではレトロと未来が融合しています。このコレクションの服には北欧の自然の憂鬱感が表れ、都会的なクールさと、無垢で飾り気はないけれども謎めいた美しさとが一体となっています。

  • パオラ・スホネン 「ファッションは愚か者のためのもの」

    イヴァナ・ヘルシンキの創設者は「ファッションは愚か者のためのものだ」と発言していますが、このヘルシンキ生まれのデザイナー、アーティスト、兼映画制作者はけっして愚か者ではありません。パオラ・イヴァナ・スホネンのコレクションは、「不気味さ、漂う孤独感、そして強烈な荒涼感」という表現を思い起こさせ商業的に成功しました。

  • 印象を与える服

    イヴァナ・ヘルシンキのインディアン・サマーコレクションの服。スホネンの狙いは、「月夜の平原、海賊、薄暗い森、安っぽいモーテル、シャンパンで酩酊した状態、元気のない蝶々、情熱的な関係、カウボーイ、ガーディアン・エンジェル」を連想させることです。

  • 遊び心にあふれた服がまじめなビジネスに

    インディアン・サマーコレクションの帽子。遊び心にあふれた服がまじめなビジネスなのです。イヴァナ・ヘルシンキは、オフィシャルなパリファッションウィークのショーカレンダーで認められた唯一の北欧女性ブランドです。

  • 映画によるプロモーション

    ヴェルヴェット・レイクなどのイヴァナ・ヘルシンキのコレクションはパオラ・スホネン自身が制作したショートムービーでプロモーションされます。彼女の監督としての才能はミュージックビデオにも生かされています。最新のプロジェクトはアメリカのミュージシャン、チップ・テイラーのシングル「Nothin’ (I suppose)」です。

  • 祖国というエレメントから生まれるインスピレーション

    ヴェルヴェット・レイクなどのスホネンのコレクションは、そのデザイナーたちの祖国というエレメントからインスピレーションを受けているのかもしれません。しかしこれらのコレクションがアピールするのは国際性です。イヴァナ・ヘルシンキは、ギリシャ、ロシア、米国、日本などの雑誌でも紹介されました。

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ファッションへのパッション

フィンランドのデザイナーパオラ・スホネン(Paola Suhonen)は自らのブランド、イヴァナ・ヘルシンキ(IvanaHelsinki)を「月夜の平原、海賊、薄暗い森、安っぽいモーテル、シャンパンで酩酊した状態、元気のない蝶々、情熱的な関係、カウボーイ、ガーディアン・エンジェルを愛する」人にアピールするブランドと称しています。

多才なフィンランドのデザイナー、パオラ・スホネン(37歳)は、そのイヴァナ・ヘルシンキブランドの服の様式と都会的なテーマで有名です。ファッションは彼女の情熱そのものですが、彼女は自らの創作を単なるファッションハウス以上のものと考えています。イヴァナ・ヘルシンキコレクションには、クールで、庶民的、少しはかなさを備えたとてもノルディックなスタイルで、その印象は、フィンランドの牛乳パックから家具までさまざまなイヴァナ・ヘルシンキデザインにも表れています。

「イヴァナ・ヘルシンキはアートシアターのようなもので、さまざまなプロジェクトを行い、さまざまな素材を使い、さまざまな企業やアーティストとコラボしています」とロサンゼルスに居を構えるスホネン。ですから新コレクションのプロモーションの一環として映画の世界へ進出したのも不思議ではありません。その結果生まれたショートムービー「Gone with the River(川とともに去りぬ)」は、新コレクションの発表に合わせて、このコレクションが販売されるフィンランドのセッパラ(Seppälä)各店舗で2011年11月に上映されました。

物語風のファッションフィルム

かつてアメリカン・フィルム・インスティトゥートで学んだ経験のあるスホネンはまた次のようにも言っています。「ミュージックビデオに似たファッションフィルムやアートフリック(映画)はたくさんありますが、ファッションフィルムとして使われる物語風のショートフィルムは見たことがありません。別々のアート形式、ファッション、物語風映画のストーリーテリング、そして強烈なビジュアルムードを組み合わせるのは面白い実験でした。これを見た人はコレクションの世界へ引き込まれるだけではありません。この映画は、現実離れしたばかばかしい悲喜劇という独立した作品としての意味もあるのです」。

彼女はもっと多くの映画やその他のプロジェクトを期待しているのですが、自分の情熱について「私たちは映画の分野でさらに発展していくつもりですが、ファッションは常に自分自身の愛しいベビー」と語っています。2011-2012年の秋冬コレクション「タピオラ/カウニアイネン」(Tapiola/Kauniainen)(首都圏に含まれる2都市の名称)とこれに合わせたショートフィルムの準備が現在行われています。ヘルシンキにある「失われたジャズ」コンセプトのクラブも試みの一つ。2012年2月にはニューヨークに新店がオープンし、このブランドの米国での存在感はますます高まっています。

「私の初めての長編映画が2012年初めに発表されます。また、今後もセッパラでクールなことを試みたいと思っています。最新コレクションは大ヒットでしたから!」

 

 

ヘルシンキ

他国の主な首都と比べ、ヘルシンキの鼓動はゆったりとして緩やかです。市内の観光名所や人気スポットのほとんどは徒歩圏内にあります。公共交通機関は快適で信頼性が高く、ヨーロッパの中でも上位にランクしています。

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