• 熱狂的なデザインファン ペッカ

  • ペッカ・シルフォースとハンネリ・シルフォース夫妻は、自然のど真ん中の湖畔に立つ自宅の横にフィンランドのトップデザインのためのスタジオと展示場を作りました。

  • デザインハウス・イドリは、木こりが使っていた頃の無骨な雰囲気をたたえています。階段は古い枕木を使っていて、展示されている現代デザインと強烈なコントラストを描いています。

  • デザインハウス・イドリの常設展示には、フィンランド現代デザインのトップを走る7名とデザイン企業4社の名を連ねています。

  • フィンランドのアーティストやデザイナーは常にインスピレーションをラップランドから引き出しています。そのメインは太陽です。この写真は午前3時頃、デザインハウス・イドリの前で撮りました。

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熱狂的なデザインファン ペッカ

フィンランドの極北の地、何もない辺鄙な一角にフィンランドのトップデザインが展示されています。

国際的なフォーラムでフィンランドのデザインの話をすると、必ず話題に出るのは、いかにこの国の極北の自然が創造性にとって大切かということです。その当然の結果として、ラップランドの奥深く、このインスピレーションの正に源となる場所でフィンランドのトップデザインが見られるのです。デザインハウス・イドリは、自然のど真ん中に立つ、ちょっと他にはないデザインスタジオ兼展示場です。ペッカ・シルフォースがその理由を説明してくれました。

愛に駆り立てられた私たち

デザインハウス・イドリはおよそ20年前にスタートしました。その頃私は妻のハンネルとヘルシンキで出会い、恋に落ちました。まさにその時から私たちは、長期の有給休暇を過ごして南部での喧騒の日々を忘れることのできる場所を北ラップランドで探し始めました。イナリ湖畔で木こりが使う古い山小屋を見つけ、少し手を入れてそれを家にしました。

板廊下を渡ってスタジオへ

その長い休みの間に、自分たちがラップランドに永住したいと思っていることに気が付きました。そこでこの大自然の真ん中にフィンランドのトップデザインを展示するためのアイデアを考え始めました。家の隣に板廊下で沼地を渡って行けるスタジオを設計しました。このスタジオでは、この極北の地が現代文化に与えたインパクトのようなものを、ラップランドを訪れる人に向け展示できるようにしました。

大平原の姿やありのままの自然を利用した作品

フィンランドのアーティストやデザイナーのインスピレーションの源はラップランドにあります。しかしラップランドの奥深くへ行くと、自然の力、そしてヨーロッパ最後の大自然のありのままの純粋さがどのようにして作品に変換されたのかを実際に見ることができます。時代を超越したデザインは自然の平安に包まれた正にその瞬間と出会います。それはインスピレーションが厳格な実用性と出会う場所です。だから機能的なデザインに関して、フィンランド人が世界のトップランナーであるのは不思議なことではありません。

驚嘆の夏

私も妻も元々ラップランドの出身ではありませんが、私たちは何の迷いもなくヘルシンキを発って北へ向かいました。私たちのルーツは南部にありますが、ハートは間違いなく北部にあります。ここの夏は短いですが、実にたくさんのことが起こります。自然の色や生き生きとした様子には驚くばかりです。それに20年たった今も、夏の夜の太陽の光は魅惑的です。寝るなんて悪いことをしているみたいでできません。

 

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