フィンランド・ラップランドのアーバサクサで、トルニオ川渓谷を見下ろす広大な国立景観にうっとりするこの場所は、200年前に科学史に残る偉業が成し遂げられた場所なのです。
1816年から1855年にかけて、天文学者のフリードリヒ・ヴィルヘルム・シュトルーベは、ノルウェーのハンメルフェストからウクライナの黒海に至る一連の三角測量を実施し、地球の大きさや形状を正確に測定することに貢献しました。「シュトルーヴェの測地弧」として知られるこの測量点ネットワークは、10か国、2,820キロメートルにわたって伸びており、そのうち6カ所はフィンランド国内にあり、エノンテキエ
やアーバサクサからフィンランド南部のピュフターまで広がっています。この並外れた科学的成果は、ユネスコ世界遺産として保護されています。
アーバサクサの測量地点から望む息をのむような絶景を楽しむのに、測地学の知識は必要ありません。この地域の自然の美しさは、何世紀にもわたって旅行者を魅了してきました。歴史ある「ケイサリンマヤ(皇帝の別荘)」は、ロシア皇帝アレクサンドル2世のために建てられたもので、今日でも、その雄大な景色やハイキングコース、そして幻想的な白夜を求めて多くの観光客が訪れています。
夏には、ハイキング、マウンテンバイク、カヌー、ラフティングなどを楽しめます。秋はアウトドアでの活動やオーロラを楽しむのに絶好の季節ですが、冬になるとアーバサクサは、雪に覆われた丘や森が広がる、人里離れたおとぎの国へと姿を変えます。
屋外で1日過ごした後は、「Kaamos Lodge」で王侯貴族のような宿泊体験をお楽しみください。その建築は周囲の景観と見事に調和しており、サウナやインフィニティプールからは素晴らしい眺めを楽しむことができます。「WALD Villas」も、素晴らしい選択肢の一つです。各室に専用サウナを備えたこのモダンなログハウスは、自然の中で過ごすのに理想の宿です。
アクセス方法:ユリトルニオには、ヘルシンキからコラリへの夜行列車に乗って、ユリトルニオ駅で降ります。中には、自動車運搬用貨車を利用して自家用車を乗せて移動できる列車もあります。ユリトルニオからアーバサクサまでは、車やタクシーでほんの少しの距離です。フィンランドのすべての列車路線および時刻表については、vr.fiをご覧ください。