フィンランドを一人旅する10のユニークな楽しみ方

5 分読み
ラップランドで一人でハイキングする女性。

クレジット: Pyhä-Luosto

一人旅に安全で快適な場所

高い安全性、平等性、LGBTQ+の権利の重視、きれいな空気、持続可能性への取り組みなど、フィンランドは一人旅にとって世界で最高の旅先のひとつです。雪のラップランドでオーロラを見るのが夢でも、ヘルシンキのデザインと建築を探検するのが夢でも、エキサイティングで心強く一人旅ができます。

一人旅は若い世代を中心に急増しています。『フォーブス』誌は2025年のニュース記事で、ミレニアル世代とZ世代の80%近くが近い将来に一人旅を計画していると述べています。フィンランドは何年も連続で世界で最も幸せな国に選ばれ、世界平和度指数ランキングでも上位にランクインしており、ユニークな景観から活気ある文化まで、安全な環境ですべてを提供します。

クレジット: Miki Watanabe

1.公衆サウナで打ち解ける

サウナはフィンランドに平等をもたらす偉大な装置です。学生からCEOまでが同じベンチに座っています。一人旅の旅行者にとっては、会話を弾ませたり、一緒にくつろいだりするのに安全で居心地の良い場所です。お一人で公共のフィンランド式サウナに行くのはまったく問題ありません。ヘルシンキではロイリー、アラスプール、クルトゥーリサウナ、「世界のサウナの首都」タンペレではクーマ、ラウハニエミ、カウピノヤがおすすめです。

2.少人数でオーロラを追いかける

オーロラハンティングは連れと一緒の方が楽しいもので、ほとんどのラップランドのオペレーターは一人旅の旅行者に完璧に対応しています。北極圏への玄関口であるロヴァニエミでは、静かな森を歩くスノーシューハイキングから、人里離れた展望スポットへのミニバスサファリまで、何十ものオプションがあります。

レヴィとユッラスはスキーリゾートの町で、活気あるアフタースキーシーンや夜のオーロラツアーが充実しており、最北端のサーリセルカでは、トナカイと一緒のツアーなどユニークな体験が楽しめます。少人数のツアーを予約すれば、空が活気づくとき、他の人たちと同じ興奮を分かち合いながら、夜を過ごすことができます。

3.フィンランドならではのワークショップに参加

フィンランド人は楽しいワークショップが大好きで、全国にユニークなワークショップがあります。お菓子作りが好きなら、ヨエンスーかプウマラでカレリアンパイ作りのワークショップを体験してみましょう。手作りが好きな方は、巣箱を作ったり、エアギターの弾き方を習ったり、トナカイの角で何かを作ったりするのはいかがでしょう?いろんなことができます。

ヘルシンキのデザイン・ディストリクトは、ウィンドウショッピングを楽しむだけではありません。多くのスタジオでは、陶芸、ジュエリー作り、プリントデザインなどの教室を開いています。ワークショップに参加すれば、地元の人たちと数時間過ごし、新しい技術を学び、自分で作ったお土産を持ち帰ることができます。

クレジット: Miki Watanabe

4.ガイド付きカヌーツアーで荒野へ漕ぎ出す

真夜中の太陽の下、静かなフィンランドの湖やバルト海を、森と空と水に浸かるパドルの音だけに囲まれて進むのは、何か静かな力強さを感じます。一人旅の場合、ガイド付きのカヌーツアーに参加すると、自立しながら、つながりを感じる完璧なバランスがとれます。静寂に浸るのも自由ですが、ガイドとパドラー仲間がいることとで心強く安心感もあります。

Credits: Mikko Nikkinen

5.一日パスで美術館巡り

自分のペースで探検したい旅行者にとって、フィンランドのミュージアムカードは値千金のチケットです。1年間有効で、全国300以上の美術館に入場できますが、1日や2日でも、1つのテーマやスケジュールに縛られることなく文化に浸ることができる優れた方法です。

ヘルシンキでは、フィンランドのナショナル・アート・コレクションを所蔵するアテネウム美術館からスタートし、アモス・レックスの印象的な地下空間で現代美術展を鑑賞するのもいいでしょう。キアズマ(ヘルシンキ現代美術館)で最先端のビジュアル・アートを鑑賞したり、バスで「ミッドセンチュリーモダン」スタイルのディドリクセン美術館に行くこともできます。首都を離れて探索する場合、同じカードは、マンタのセルラキウス美術館、ユヴァスキュラのアアルト2、ロヴァニエミのアルクティクムなど、地方の珠玉の美術館でも使えます。

クレジット: Serlachius museums, Sampo Linkoneva

6.フィンランド沿岸の灯台島を訪れる

フィンランドの長い海岸線には歴史的な灯台が点在し、その多くは宿泊できるようになっています。一人旅の旅行者にとって、このような小さな島々は、静かな隠れ家のような環境と、他の旅行者との交流が容易にできる場という、両方の長所を兼ね備えています。

南西海岸には、北欧で最も高い灯台としてドラマチックにそびえるベンクトゥシャールがあります。昔の番人の宿舎に泊まれば、ランタンルームから夕日を眺め、岩に打ち付ける波の音で目を覚ますことができます。さらに北のラウマ沖にあるキルマピヒラヤ灯台は、険しい海の歴史と居心地の良い部屋、そして獲れたての魚を出す小さなレストランを兼ね備えています。ユネスコの世界遺産に登録されているクヴァルケン群島では、コッコラ近郊のタンカル灯台に夏は滞在できて、島の漁師小屋やバードウォッチングスポットを散策することができます。

ベングトスカールへの船旅は約1時間かかります。
クレジット: Noora Tammisto

7.自分のペースで遺産や文化スポットを巡る

フィンランドの歴史と文化は、一人旅でゆっくり吸収するのが一番です。ヘルシンキのスオメンリンナ海要塞やペタヤヴェシの木造旧教会街、トゥルクからヘーメンリンナにかけての古城など、ユネスコに登録されている宝物は、どれも急ぐことなく、好奇心の赴くままに探索することができます。

ラップランドでは、イナリにあるシーダ博物館でサーミの遺産に浸りましょう。ここでは、北欧唯一の先住民族の物語を展示や野外展示で紹介しています。赤レンガ造りのラウマ旧市街(ユネスコの世界遺産にも登録)や、ポーリ近郊の漁村レポサーリなど、小さな珠玉の街は、カメラを持って散策したり、気が向いたらコーヒーを飲みに立ち寄ったりするのにちょうどいい場所です。グループでのスケジュールがなければ、自分のリズムでスケッチしたり、写真を撮ったり、ただ座って周りを眺めたりするのもいいですね。

クレジット : Visit Turku
クレジット: Sámi Museum & Nature Centre Siida

8.ガイド付き市内ウォーキングツアーに参加

フィンランドでは、歩くことが日常生活に溶け込んでいます。都市はコンパクトで、道路は安全で、公共スペースは歩行者のために設計されています。一人旅の場合、ガイド付きのウォーキングツアーに参加すれば、地元の特色をじかに足で発見しながら人々と知り合うことができます。

ヘルシンキでは、カタヤノッカ地区のユーゲント・シュティール様式の建築物や、マーケットホールの試食付きで楽しめる首都の活気あるフードシーンなど、テーマ別のツアーで街のさまざまな側面を発見できます。トゥルクのガイド付きウォーキングでは、中世の旧市街を商人や君主、河川交易の物語で生き生きと体験でき、タンペレのツアーでは、歴史的な赤レンガの工場や水路に沿って街の産業遺産をたどることができます。

クレジット : Visit Tampere, Laura Vanzo
クレジット: Harri Tarvainen

9.歴史的なマーケットホールを探索

フィンランドのヴィンテージなマーケットホールは五感を刺激し、一人旅で堅苦しくなく食事を楽しみたい人にぴったりです。

ヘルシンキでは、港のそばのオールドマーケットホールが1889年以来、お客さんを迎えています。館内には焼きたてのシナモンパンと燻製の香りが漂います。クリーミーなサーモンスープをカウンターで味わったり、クラウドベリーのジャムについて店の人とおしゃべりしたり、昼休みに地元の人々が行き交うのをただ眺めるのも楽しい場所です。

トゥルクでは、トゥルク マーケットホールが昔懐かしい世界の魅力と大胆な風味を兼ね備えています。ペルナピーラッカ(ジャガイモのパイ)か、ニシンの酢漬けをのせた群島パンのスライスを試してみましょう。もっとコンテンポラリーなものを食べたいなら、ヴィーガンラップからアジアの屋台料理まで何でも揃うカウッパハッリの屋台へ行きましょう。オウルの北にあるオウル マーケットホールは規模は小さいですが、地元らしさにあふれています。近隣の酪農家のチーズ、トナカイの燻製、周辺の森から搾ったベリージュースなどを試食できます。

Credits: Visit Tampere, Laura Vanzo

10.フィンランドの静寂を満喫する

フィンランドでは、沈黙は埋められるものではなく、楽しむものです。コリ国立公園では、ウッコ・コリの丘の頂上から日の出を眺めることができ、眼下には静まり返ったピエリネン湖がどこまでも広がっています。ホッサ国立公園では、道路から遠く離れた静かな松林に囲まれた細長いエスカー湖をガイド付きのカヌーで巡ることができます。ラップランドのパッラス・ユッラストゥントゥリ国立公園では、開けた山々を冬のスノーシューハイキングで歩くと、雪を踏みしめるブーツのカサカサという音だけが聞こえる場所にたどり着きます。

フィンランドの海岸にも静かな一角があります。オーランド諸島では、海と空しか見えないような小さな外海の小島へとフェリーが航行しています。より荒々しい静けさを求めるなら、カイヌー地方のクフモがおすすめ。人里離れた隠れ家で一夜を過ごし、静かな期待感とともにヒグマを観察することができます。

Credits: Jordan Herschel

も参照してください

フィンランドでの運転:知っておくべきこと

道路の交通規則や冬用タイヤ、電気自動車の充電、道路に飛び出してくる野生動物への注意点など、フィンランドでの運転に関して知っておくべきことをすべて紹介します。