• ハスキー農場のオーナー
    パシ

  • むくむく毛皮の友人たちとの新しい生活

    ラップランドに移り住みハスキー・ファームを始めてからというもの、パシにとって、ロンドンでのビジネスの世界は遥か彼方のこととなりました。

  • 冷静でクール

    犬は、いったんハーネスにつながれると、もうすぐ休息の時間になることを理解して、すっかりおとなしくなります。しかし、サファリのために、ガイドが犬を連れにくると、どの犬も、サファリに出かけたいと、耳をつんざかんばかりに吠え立てるのです。

  • 荒野を犬ぞりで

    ほとんどの人にとって、この雪の荒野の中を移動する唯一の手段は、犬ぞりです。スノーモービルで動き回るより確実に、静かな旅になります。耳に届く音と言えば、犬の息づかいと尾っぽが風を切る音だけなのです。

  • ハスキー犬サファリは誰でも楽しめます

    パシのハスキー・サファリのガイドは、世界中から集まって来た人々で、遠いところではオーストラリアから来ています。サファリ・ガイドの仕事は、様々で、時には子供の世話をするということもあります。

  • 雪を恐れるなかれ

    ハスキー犬サファリで使われる犬種は、主にシベリアンハスキーとアラスカハスキーです。どちらの犬種も丈夫で、寒さと長旅が好きという特徴があります。

  • おすすめ

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      フィンランドの形を地図で確認してみてください。この国がなぜ、「フィンランドの乙女」と呼ばれているのか、すぐに分かると思います。フィンランドで、海抜が1,000メートル以上の場所があるのは、乙女の親指の先の部分だけなのです。そんな場所にあるのが、キルピスヤルヴィという小さな村で、そこに年間を通じて住んでいるのは、およそ100人ほど。
      そのうちの一人が、スノーモービル・ガイドをしている、25歳のユッシ・ラウハラなのです。

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      ラップランドの奥深く、このインスピレーションの正に源となる場所でフィンランドのトップデザインを見ることができます。デザインハウス・イドリは、自然のど真ん中に立つ、ちょっと他にはないデザインスタジオ兼展示場です。ペッカ・シルフォースがその理由を説明してくれました。

    • フィンランドに滞在したい

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ハスキー農場のオーナー、パシ

冬の原野に魅せられて人生が一変

アスリートからハスキー犬の飼育者へ

パシもアンナもエクストリームスポーツの経験者で、何年もにわたって自然の原野を相手に世界中で競技に挑んできました。競技生活を終えると冒険は二の次で、普通の生活を優先してきました。でも自分たちは自然の原野と極北の地が本当に好きなのだと気が付くのにそれほど時間はかかりませんでした。冬は、原野が真の姿を現す季節なのです。

雪が降ると生活が始まる

冬の本当の素晴らしさを説明するのは容易ではありません。誰もが理解できるというわけではないのです。フィンランド人もその多くが、寒くて暗いこの季節をひどく嫌っていて、真冬には南国の暖かさを切望するのです。でも冬を愛する人にとっては、雪の季節の到来は、クセになるくらい素晴らしいものです。ビロードのように柔らかくて厚い雪が土を覆うと、生活はまるで魔法にでもかかったかのように一変し、雪が降ると同時にスノーモービル、犬ぞり、スキーなど、アウトドアアクティビティーのシーズンが始まるのです。

「静かな原野では世俗的な悩みを忘れる」

パシとアンナを始め、ラップランドを愛する人々の共通点、それは、フィンランド人が「カーモス(kaamos)」と呼ぶこの暗い季節が大好きなことです。2-3ヶ月の間、太陽が昇ることはありませんが、地元の人はこの季節を重苦しいとは思っていません。むしろ空にオーロラが舞い、南の国では決して見ることができないほど、星がキラキラと輝くのを見つめていると、時が止まったかのように感じられ、余計なことや世俗的な悩みを忘れられると言います。

空気の清々しさをぜひ確かめて

ラップランドの美しさは、そのありのままの自然の中にあります。針葉樹を見てみてください。針葉樹は緑色の苔のサルオガセで覆われていますが、この苔は、既に数年前、フィンランド南部の汚染が進んでしまった地域で姿を消しました。この苔のおかげで、ラップランドの針葉樹林は今でも昔の絵本に出てくるおとぎ話の森のように見えるのです。

急ぐ人はいない・・・

パシは、変化に富んだ自然環境に加え、エノンテキオ(Enontekiö)の生活そのものも気に入っています。ラップランドでは、理由もなくどこかに向かって急いで行くことがありません。ここでは、季節と調和しながら自然の流れに任せて、ゆったりとした生活を送ることができます。四半期ごとの結果を求められる息の短いビジネス界と比べると、雲泥の差です。ラップランドを訪れる多くの人が「こんな生活こそが、本来あるべきものなのではないか?」と、突如として気付くのも不思議ではありません。

フィンランド

忙しくて目が回りそうな現代生活においては、空間や静けさ、そして時間がなによりも価値のあることとされます。深呼吸できる場所、夢を見る時間・・・たくさんの湖があり、人の数が少ないフィンランドでなら、この宝物を見つけることができます。