• サーミの世界へ

    サーミは豊かな文化遺産を持ち、彼らの住む土地と密接なかかわりを持って生活しています。アドベンチャーが好きな人も、のんびりした時間を過ごすのが好きな人も、サーミにその独特の世界を案内してもらいましょう。イナリ、エノンテキオ、ウツヨキでサーミ族の神秘的な過去と現在に触れてみましょう。

  • イナリにある独特な建築のサヨスはサーミの新しいカルチャーセンターです。ここではサーミの自治議会や手工芸品のワークショップなどたくさんのアクティビティが開催されています。オーロラの光を浴びたサヨスカルチャーセンターは壮観です。

  • サーミの乳幼児用ベッドは伝統的にトナカイの皮革、色鮮やかなフェルトとリボンでできています。

  • サーミの1年はトナカイの子どもが生まれる5月に始まります。トナカイの飼育はサーミ文化の中心です。トナカイファームで、あるいは荒野で、そしてトナカイレースで、トナカイに出会うチャンスはたくさんあります。

  • “コタ(Kota)”はサーミの一時的な住居でありシェルターの役割を果たしています。そのデザインはネイティブアメリカンのテント、ティピに似ていますが、ティピほど高さがなく強風にも耐えられる形をしています。木のないラップランドの高原でトナカイを追う人々の必需品なのです。

  • スノーモービルはラップランドに住むサーミ人たちの現代版の移動手段です。

  • イナリにあるシーダはサーミの集会場でサーミ文化と北ラップランドの豊かな自然への窓口でもあります。シーダでは1年を通じて文化、芸術、自然に関するさまざまな展示会が行われています。

  • 2011年11月にガラスイグルーのあるラップランドのホテル、カクシラウタネンの雪のチャペルで結婚式を挙げたイギリス人のカップル。多くのサーミの人たちにとって観光業は重要な収入源なのです。

  • リスクまたはソルユと呼ばれるサーミ特有の宝飾品は、太陽を象徴し西洋ネギの花の装飾が施されています。それはサーミのドレスを着る際にスカーフを固定するためのアクセサリーです。リスクは伝統的には結婚式のときに身に付けられていたものです。

  • トナカイの皮で作られた毛皮の靴、ヌツッカートは極寒のときでも足を暖かく保ってくれます。サーミはこの伝統的な冬の靴を今でも履いています。

  • サーミの親子、ラウリとティモ・ヘッタはブオトゥソに住みトナカイの飼育をしています。以前住んでいたプルヌムッカで撮ったこの写真で2人がかぶっているのはサーミの伝統的な帽子です。

  • サーミはその生活の中で常にシャーマニズムと超自然なものを信仰してきました。サーミの物語でもっとも有名なのはオーロラについてのもの;キツネが夜空を走りその尻尾で天空を一掃するときにはっとするような光を放っているのだとか・・・

  • おすすめ

    こちらの記事にもご関心があるかもしれません:

    • 山頂で

      山頂で

      この自然が創り出す景観故にキルピスヤルヴィ(Kilpisjärvi)はフィンランド北部で有数の観光地の一つに数えられています。

    • フィンランドに滞在したい

      -フェイスブックで最新情報をゲットしよう

サーミの世界へ

時計をはずして、息を飲むほど美しく広大なサーミの故郷を探検してみましょう。地元の人たちのお祭りやアクティビティーに参加して、彼らのライフスタイルを体験しましょう。ここでは1年を通じて体験できる「サーミ的なもの」をご紹介します。

サーミの人たちが住む北ラップランドでは、1年を通して実にいろいろなアウトドア、インドアのアクティビティーが楽しめます。そのほとんどはEU諸国で唯一土着の民族サーミの固有の文化と密接に関係しています。サーミはフィンランド、ノルウェー、スウェーデンの北部やロシアの北東部に住んでいます。フィンランドのサーミ人口は約9,000人あまり。イナリ自治議会は、存続が危ぶまれているサーミの言語や文化の保存に取り組んでいます。

サーミに教えてもらいましょう

サーミの住む町、イナリ、エノンテキオ、ウツスヨキで「北のカウボーイ」と一緒に、サーミの仲間に入りましょう。トナカイのところに連れて行ってもらって、投げ縄のまわし方を教えてもらったり、独特の手工芸や料理も教えてもらいましょう。

サーミの魔女の太鼓は、観光客に人気です。もともとこの太鼓は、祈とう師がヨイクと呼ばれるサーミの歌を歌いながら、霊と対話するトランス状態になるために使われていました。

サーミの故郷ともいえるイナリのフィンランド系サーミの博物館シーダ(Siida)は必見です。この傑出した、国際的にも評価の高い屋内・屋外型博物館は、現在と過去のあらゆるサーミ文化の側面やラップランドの珍しい環境を紹介しています。シーダの中にあるギフトショップや村にたくさんあるクラフトショップでは、自然の素材から作られた面白いデザインの製品や地元の食材、珍味がたくさん取り扱われています。

サーミと一緒に出かけるフィッシング、狩り、ハイキング

サーモンがたくさん棲息するテノ川やイナリ湖では冬でも釣りを楽しむことができます。狩りに行ったり、野生のキノコや珍しい金色のホロムイイチゴなどのベリーを摘んだりするのも楽しいでしょう。キルピスヤルヴィ(Kilpisjärvi)地域のサーナ(Saana)のような聖なる山や、神聖な岩があるスピリチュアルな場所までハイキングに出かけましょう。サーミ文化が今も息づいていて、その文化が最も強く残り、まるで絵から抜け出したようなヘッタ(Hetta)の村では、フェル・サーミ・ビジター・センターに行って道路が通じていない本物のサーミの村ライッティヤルヴィ(Raittijärvi)への小道を教えてもらいましょう。

サーミのイベントやお祭りに参加しよう

1月末から2月初めにかけてはイナリのスカプマコーヴァト(Skábmagovat;原住民の映画とテレビ番組フェスティバル)に行って、極夜の終わりを祝ったり、2月6日にはサーミの日をお祝いしましょう。

3月と4月はアイスフィッシングやサーモンフィッシングの大会に参加したり、北ラップランドのあちらこちらで行われるトナカイレースを見に行くこともできます。これらの大会の最後を飾るイナリ最大のトナカイレースは必見です。ラップランド中のトナカイ飼いたちが集まり、レースに優勝したトナカイには王冠がかぶせられます。このレースの終わりには、伝説のホテル・クルタホヴィ(Kultahovi)でトナカイ飼いや金塊掘りたちがダンスを踊ります。この時期は洗礼、結婚式、マーケット、コンサート、ダンスの季節でもあります。この時期にサーミの人たちは自分たちの一番大切な日である生神女福音祭(3月25日)とイースターを祝うのです。4月には伝統的なスキーレース、世界最北のスキーマラソンがフィンランドのヘッタ(Hetta)村からノルウェーのカウトケイノ(Kautokeino)に続く昔郵便配達に使われた道で行われます。

夏には、7月にウツヨキ(Utsjoki)でテノ(Teno)川のサーモンフィッシング大会があり、8月には原住民の音楽の祭典イヤヒ・イディア(Ijahis idja, 夜のない夜=白夜)や、ロシア正教徒のコルト・サーミ(Skolt-Sámi)が4つの村を練り歩くトリフォン(Triphon)の行進が行われます。

サーミのごちそう

サーミ料理の食材は、トナカイ、魚、ベリー、猟の獲物、野鳥など、地元で取れた新鮮なものです。クリーミーなサーモンスープ、スモークやドライのトナカイ肉、ライチョウのソーセージ、ラップランド産ポテトやコケモモを添えたトナカイ肉のソテー、北極イワナのフライ、ラップランドブレッドやチーズのクラウドベリージャム添えをぜひご賞味あれ!

サーミ文化探検の仕上げに、伝統にどっぷりと根差したカラスタヤン・マヤタロ(Kalastajan Majatalo)やカリガスニエミ(Karigasniemi)の「フィッシャーマンズ・イン」に行ってみましょう。週末になると地元の人が集い、音楽を演奏したり、伝統的とは言えませんがカラオケで歌ったりしています。

 

ラップランド
もっと詳しく
ディレクトリからさらに