北極の荒野の魔法を体験

ラップランドの国立公園

クレジット: Julia Kivelä

ラップランドの国立公園は1年中魅力的

北極圏の自然の本格的な魅力を体験するのにラップランドの国立公園ほど素晴らしい場所はありません。夏の真夜中の太陽が輝くゴールデンアワーや秋の紅葉の息をのむほど美しい彩りを楽しみましょう。あるいは冬と春先のオーロラと雪景色を満喫しましょう。ラップランドの国立公園はどんな季節に訪れても、たくさんのアクティビティが楽しめます。

Lemmenjoki(レンメンヨキ)国立公園

Lemmenjoki(レンメンヨキ)国立公園はフィンランド最大の国立公園です。広範囲に及ぶありのままの自然のほとんどがLemmenjoki(レンメンヨキ)川の北側と南側に集中しています。  まずはRavadasköngäs(ラヴァダスコンガス)の滝を訪れて、そこからハイキングトレイルに向かいましょう。  釣りの許可証があるなら、釣りをしてみましょう。この地域ではカワヒメマスが多く釣れますが、魚が餌に食いついてこないようなら、サーミ博物館と自然センターSiida(シーダ)に立ち寄ってランチを食べましょう。

クレジット: Erkki Ollila

Pallas-Yllästunturi(パッラス・ユッラストゥントゥリ)国立公園

科学者によれば、Pallas-Yllästunturi(パッラス・ユッラストゥントゥリ)国立公園の空気は世界中どこよりもきれいだそうです!日帰りハイキングできれいな空気を吸って肺と心のデトックスに最適な場所です。ちょっと難しいコースに行ってみたくなったら、丘の頂点まで続くTaivaskeronkierros(タイヴァスケロンキエロス)一周コースに行ってみましょう。丘の頂上からは手つかずの大自然が360度見渡せます。

クレジット: Eeva Mäkinen

Pyhä-Luosto(ピュハ・ルオスト)

Pyhä-Luosto(ピュハ・ルオスト)国立公園はフィンランド最古の国立公園Pyhätunturi(ピュハトゥントゥリ)とPyhätunturi(ピュハトゥントゥリ)の丘の北西部、Luosto(ルオスト)から成るものです。ピュハトゥントゥリは地質と森に住むサーミの歴史で、ルオストは壮大な松の原生林で知られています。

この地域でのハイキングやスキーには、ビジターセンターNaava(ナーヴァ)から出発するのがおすすめです。素晴らしい地質学的特徴のあるフィンランドでもっとも深い渓谷Isokuru(イソクル)を訪れ、近くにあるLampivaara(ランピヴァーラ)アメジスト採掘場のガイド付きツアーに参加してみましょう。この採掘場は、世界で唯一観光客でも入場できる宝石採掘場です。

クレジット: Olli Oilinki

Urho Kekkonen(ウルホ・ケッコネン)国立公園

Urho Kekkonen(ウルホ・ケッコネン)国立公園はフィンランドでもっとも人気のある国立公園です。人里離れたKorvatunturi(コルヴァトゥントゥリ)の丘は、サンタクロースの家のある所として有名です。サンタさんと奥さん、そしてトナカイの随行団は世界中にプレゼントを届ける準備をするために究極のプライバシーが必要なので、この場所には近寄らないようにしましょう。この国立公園は、子供と一緒でも経験豊富なハイカーにとっても最高の場所です。ウルホ・ケッコネン国立公園はSaariselkä(サーリセルカ)から簡単にアクセスできます。ハイキングしたりスキーをしたりしながら、北極圏の風景を楽しみ、大自然の中にあるキャビンに立ち寄ってみましょう。この国立公園にはフィンランドで一番密にキャビンが配置されています。

クレジット: Jaakko Posti

Salla(サッラ)

Salla(サッラ)国立公園は『人里離れた場所』にあることを誇りにしていますが、実は公共交通機関で簡単にアクセスできます。Kuusamo(クーサモ)空港とKemijärvi(ケミヤルヴィ)駅から、Sallatunturi(サッラトゥントゥリ)ツーリストセンターまで直行バスがあり、ツーリストセンターから国立公園までハイキングトレイルが続いています。体力とその日の気分に合わせて選べる多数のトレイルがあります。この国立公園の一番の見どころはPahakuru(パハクル)渓谷、Kaunisharju(カウニスハルユ)エスカー、Kolmiloukkonen(コルミロウッコネン)湖、 Tunturilampi(トゥントゥリランピ)沼、北Sallatunturi(サッラトゥントゥリ)の丘です。 

クレジット: Harri Tarvainen

Oulanka(オウランカ)

Oulanka(オウランカ)国立公園はヨーロッパで一番素晴らしい国立公園の一つです。北フィンランドには手つかずで、多様、種の豊富な自然があります。この国立公園は、フィンランドで最も印象的な滝、急な渓谷、吊り橋、珍しい植物に加え、沼地、砂浜、青々とした森があることで知られています。秋の紅葉シーズンには、最高に色鮮やかな自然が見られます。蚊もほとんどいません。

クレジット: Julia Kivelä

Riisitunturi(リーシトゥントゥリ)

風光明媚なRiisitunturi(リーシトゥントゥリ)国立公園では、1年中最高のハイキングが楽しめます。クロスカントリースキー、スノーシュー、トレッキング、バードウォッチングなど、リーシトゥントゥリではあらゆることが楽しめ、誰でも何か好きなことが見つかります。この地域は、被写体として魅力的な白い森と傾斜した湿地帯で世界中のネーチャーフォトグラファーの間で有名です。オーロラに照らされたリーシトゥントゥリの雪に覆われたトウヒの森は、必見です。

クレジット: Tiina Törmänen