トーベ・ヤンソンの(海辺の)足跡をたどる
トーベ・ヤンソンは、ほぼ間違いなく、フィンランドで最も有名なイラストレーター、アーティスト、そしてライターと言えるでしょう。彼女が何よりも愛したものは、海。フィンランド南岸に沿って、トーベのお気に入りだった場所を訪ねてみました。
フィンランドには、トーベ・ヤンソンの作品を見たり、ムーミンの世界を体験できる場所が、たくさんあります。でも、トーベの本来の独自性や、ちょっと変わった世界観を本当に理解するには、彼女が心の底からお気に入りだった場所、ペッリンゲ諸島に行ってみる必要があるのです。トーベは、子供のころから、この島でほとんどの夏を過ごしました。ペッリンゲ諸島の小さな孤島、クルーヴ・ハルに小屋を建て、トーベと彼女のパートナー、トゥーリッキは、およそ30年の間、作品のインスピレーションを得たのです。
トーベの生誕100周年の年、2014年の夏に、このエリアを2日間にわたり、訪れてみました。

群島と沿岸エリア
木造建築の並ぶ古くからの街並み、歴史的なマナーハウス、石造りの灯台、海と陸にまたがる国立公園、島々を結ぶフェリー、そして様々な海の生き物や野生動物が特徴の地域です。
Related Links
こちらもお楽しみください
群島と沿岸エリア
ムーミンは、フィンランドを象徴するものとして、一番、もしくはサンタクロースに次いで二番目に有名で、人気のある存在です。
もっと読むポルヴォーはフィンランドで2番目に古く、長い歴史と素敵なレストランやカフェでよく知られています。
もっと読む灯台で一夜を過ごし、本当の心の安らぎを感じる。
もっと読むベンクショー灯台は、北欧で一番高い灯台です。灯台守のパウラ・ウィルソンが、歴史のある灯台の建物とその島のについて語ります。
もっと読むタンミサーリは、1546年に勅許が与えられた、フィンランド南部、ウーシマー地方の市街地です。2009年に他の2つの街と合併してラーセポリとなりました。
もっと読む灯台に滞在する、木造建築の旧市街を訪ねる、バルト海をセーリングする。フィンランドの沿岸と群島で楽しめることはそれだけではありません。おすすめはこちらです。
もっと読む