フィンランドでハイキングやウォーキングをする際のアドバイス

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フィンランドのレポヴェシ国立公園でハイキングする人々。

クレジット: Aku Pöllänen

ハイキングで内なる幸福を見つける

フィンランドで自然の素晴らしさを体験するのに、ウォーキングやハイキングの喜びと興奮に匹敵するアクティビティはあまりありません。フィンランドには国立公園が40か所あり、標識のある様々な種類のコースが用意されていて、誰でも楽しめる短いルートや心身を爽やかにする日帰りハイキング、そしてバックパックで一泊する忘れがたい旅行の機会が提供されています。地元の人も、観光客もフィンランドの素晴らしいアウトドアの魅力に惹かれ、ハイキングやウォーキングはたんなる気晴らしではなく、サステナブルなライフスタイルになっています。

クレジット: Harri Tarvainen

どこから始めるか?

最初に、どんな種類のウォーキングまたはハイキングを始めたいかについて考えるのが一番いい方法です。

都市とその周辺への日帰り旅行に適した地元の公園やレクリエーション地域は、Googleマップなどの地図アプリで簡単に見つかります(フィンランド語で"puisto"は「公園」、"metsä"は「森」、"luontopolku"は「自然歩道」を意味します)。

長距離のハイキングには、近くの自然公園がおすすめです。経験豊富なトレッカーにも、ぶらぶら散歩するのが好きな人にも、フィンランドの自然公園はぴったり合っています。nationalparks.fi などのサイトに示されているように、トレイルが張りめぐらされているので、自分のペースで大自然を探索できます。フィンランドの4つの地方、湖水地方沿岸部・群島ラップランドにはそれぞれいくつも自然公園があり、ヘルシンキ地域には2つあります。

全国に手入れの行き届いた国立のハイキングエリアや大自然の残る地域があり、トレイルのある森が見つかります。

Credits: Julia Kivelä

どのような種類のトレイルを選択したらよいか?

まずトレイルの所要時間を考えましょう。1、2時間のハイキングか、思い出に残るような一泊旅行か、それとも1週間にわたる冒険か?例えば、ラップランドでハイキングをするには、目的地に着くまでの旅行時間も計算に入れなければなりません。特にヘルシンキから旅を始める場合はなおさらです。

もう一つ考慮に入れなければならないのは、経験レベルです。自分が経験豊富なハイカーか、それともまだ始めたばかりの初心者か。一般的に、フィンランドには高い山や非常に難度の高いトレイルはないので、ハイキングは簡単です。ただし、天候条件は常に考慮しておかなければなりません。特に冬は大切です。

フィンランドの国立公園のトレイルは、易しいものから難しいものまで難易度があります。ハイキングの前に、自分が選んだトレイルの難易度をチェックしておきましょう。標識の付いたルートには、色付きの道標があり、迷子にならないようにするのに役立ちます。フィンランドで最も人気のあるトレイルには、 クーサモのカルフンキレッロス(Karhunkierros) や西ラップランドのヘッタ・パッラス・トレイルコース、中央ラップランドのピュハ・ルオスト・トレイルコースなどがあります。

手頃なトレイルをお探しの場合は、nationalparks.fi を参照してください。

クレジット: Petri Jauhiainen

フィンランドでハイキングをするのに一番いい季節は?

フィンランドでは、どの季節にも独自の魅力があり、人それぞれ好みが違います。夏の真夜中の太陽を楽しみたいか、秋の紅葉(フィンランド語で"ruska")を見たいか、フィンランドの不思議な、厳しい冬を味わいたいか、それとも冬から春の移り目を見たいか、求める体験の種類に応じて、ハイキングに一番いい季節も違います。

伝統的にフィンランドの人たちは、特にラップランドでは、秋の紅葉の季節に長いハイキング旅行を楽しみます。フィンランド北部で紅葉を見る一番いい季節は通常、9月から10月です。この時期は、オーロラシーズンが始まる時期でもあります!

ハイキングの冒険を計画するときは、トレイルの状況や天気予報、地元のガイドラインをチェックしておくことをお勧めします。たとえ夏であっても状況は目まぐるしく変わる場合があります。

クレジット : Hotel Punkaharju / Visit Saimaa
フィンランドではオーロラの季節は、夜がだんだん暗くなり始める秋に始まります。
クレジット: Markus Kiili

ハイキングではどこで休憩したらいいか?

フィンランドでハイキングをする場合、道中ではいくつか休憩できる場所があります:

休憩エリア:手入れの行き届いた多くのハイキングトレイルには、ベンチやシェルター、ピクニック用テーブルの備わった指定休憩エリアがあります。こうしたエリアは、一休みしたり、軽食を楽しんだり、景色を眺めるのに絶好の場所です。

小屋やシェルター:フィンランドは、バックカントリー・ヒュッテ(荒野にある小屋)や差掛け型シェルター("laavu")がいたるところにあることで知られています。自由に利用できる小屋の中で最も一般的なのがオープンなバックカントリー・ヒュッテです。この小屋は一泊できるように作られています。そのほか、オープンな小屋では、日帰り旅行用の小屋があり、これは日中使用することだけを想定して作られています。それからオープンな芝小屋やキャンプファイヤー小屋で、日中に休憩するのに適切な場所を提供しています。また、料金を払って予約できるバックカントリー・ヒュッテもあります。

訪問者センター:多くの国立公園とハイキングエリアには、訪問者センターがあり、休憩したり、トレイルについての詳しい情報を集めたり、ハイカー仲間と情報交換できる場所があります。カフェやレストランが入っているところも多くあります。

必要な装備:軽量のポータブルなキャンピングチェア、ハンモック、またはマットをバックパックに入れておきましょう。そうすれば、素敵な風景の場所が見つかったら、すぐに休憩場所が作れます。長距離のハイキングの場合はテントがおすすめです。天候が変わって、雨が降り出したら、どこにいてもテントを出して雨をしのぐことができます。

常に「自然享受権」を守ることを忘れずに、自然環境を尊重、来た時の状態で休憩エリアを後にする「リーブノートレイス」原則を守ることを忘れないでください。

フィンランドにおける「自然享受権」

「自然享受権」(フィンランド語で"jokaisenoikeus")は、フィンランドで人びとが自然に立ち入り、享受する自由を認めています。北欧の国々に見られるこのユニークな法的概念では、個人が未開の土地で個人が動き回り、ハイキングをしたり、キャンピングをしたり、野生のベリーやマッシュルームを摘んだりすることが許されています。

ただし、自然環境や私有財産を尊重し、保護地域で特定の規則を遵守するなどの責任は課されます。

「自然享受権」について詳しくは、nationalparks.fi をお読みください。

クレジット: Julia Kivelä

フィンランドのユニークなハイキング&ウォーキングスポット

国立公園以外でハイキングやウォーキングができる場所をお探しですか?その他のユニークなおすすめスポットは以下の通りです。

聖オーラヴ水路の巡礼の旅

長距離歩く旅の一つが巡礼です。聖オーラヴ水路は、ノルウェー・トロンハイムへの巡礼路「聖オラフの道」の一部で、欧州評議会の公式文化ルートに認定されています。この海路はフィンランドのかつての首都トゥルクから始まり、フィンランドとオーランド諸島の歴史的に興味深い地域を通り抜けていきます。

タフコにあるフィンランドで最長の屋外階段

フィンランドでは階段を走ったり、歩いたりするのが最も人気のある運動の仕方になっています。タフコは、フィンランド東部のクオピオの近くにあり、「Sustainable Travel Finland」というラベル表示のあるスポットで、国内で最長の屋外階段があります。下からタフコ山の頂上まで1054段あります!

ケヴォ自然保護区のフィンランドで最も有名な峡谷

ケヴォ峡谷はラップランドのウツヨキの近くに位置し、壮大な自然が楽しめます。美しい風景、深い渓谷、そして渓谷を流れるケヴォ川で有名です。ケヴォ峡谷はフィンランドで最も印象的で重要な渓谷の一つと見なされています。このエリアのハイキングは、毎年6月15日から10月10日まで標識のあるトレイルで許されています。

三つの国が出会う、ラップランドの世界最北地点

フィンランドとスウェーデン、ノルウェーの三つの国の国境が出会う世界最北地点は、キルピスヤルヴィにあります。夏の間は、マラ厳格自然保護区を通って三国ケルンまでハイキングでき、全部で20キロメートルを超える旅行路になります。冬には、凍った湖の上をスキーで走ったり、マラ厳格自然保護区を通って三国ケルンまで行くルートをとったりできます。

ハイキングとウォーキングの製品

以下は、フィンランドのさまざまな地域のハイキングおよびウォーキングの製品、サービス業者のセレクションです。

Oravi

Autumn colours in Linnansaari National Park and a night in Oravi village

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