フィンランド流リラックス法 (コテージ・サウナ・湖)

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フィンランドの湖の風景を前にボートに寝そべっている人

クレジット: Alexander Mazurov

湖水地方でフィンランド流に休暇を楽しむ

ウェルビーイングのために、フィンランド式のリラックスルーチンを思い切って試してみてください。コテージ、サウナ、湖は「三種の神器」です。

毎年夏になると、フィンランドの人々は全国にある188,000の湖を囲む森に行きます。そこには、フィンランド語でモッキ(mökki)と呼ばれるコテージがあり、人々は数か月の白夜の期間に(さらには冬の期間さえも)滞在して、休息、リラックスし、自然の近くで過ごします。フィンランドには50万以上のコテージがあります。フィンランドの人々の5分の1は自分のコテージを所有しており、残りの人々はレンタルしたり、友人に借りたりしています。

コテージにはさまざまな形とサイズがあります。モッキの多くは、高速インターネットなどの現代的な設備を備えたセカンドハウスのようなものです。一方で、木製小屋の方は、現代的な設備や流水がまったくありません。もちろんトイレもありませんので、屋外便所に慣れるいい機会になります。自然の中で味わう、自分ぴったりの休暇法とコテージを選んでください。

クレジット: Harri Tarvainen

コテージとサウナはスローリビング

クレジット: Kari Ylitalo

フィンランド語で「モッキエラマ(mökkielämä)」と呼ばれるコテージでの暮らしは、本質的にはスローリビング(Slow Living)や大地を優しく踏みしめながら歩くのと同じです。美しい風景を探訪し、ワイルドベリーを摘んだり、そしてもちろん、サウナの利用後に湖で泳ぐなど、フィンランドの人々の多くにとって、モッキエラマの真髄はシンプルさの一言に尽きます。この特別な余暇は、癖になる癒し体験です。フィンランドの人々はサウナに行くのが大好きですが、自然との触れ合いと組み合わせると、ヒーリングや治療と言ってもよいでしょう。

サウナには、血の循環の改善や身体の交感神経系の活性化など、健康面でのメリットがあることが証明されています。熱によって心身が落ち着き、深呼吸するようになるため、サウナはリラックスした気分をもたらしてくれます。熱すぎると感じた瞬間に、皮膚から蒸気が出たまま、フィンランドの人々は湖に駆け込んで泳ぎます。爽快で静かな水は熱さを調整する最良の手段であり、あらゆる感覚を瞬時にリフレッシュします。ぼうっとする熱さとしゃきっとする冷水の急激なコントラストがエンドルフィンを分泌させ、リラックスと幸福感を感じさせる効果があります。

 

Credits: Emilia Hoisko Photography

一年中(凍った湖でも)泳ぐ人々

夏の間は、水が温かいので、水泳をしながら周囲の深い緑の森、なだらかに起伏する丘、光り輝く水の自然美を観察して時を過ごせます。フィンランドの湖には、サイマーワモンアザラシのような驚くべき野生動物が生息しています。このような土地を地元の野生動物と共有することは、魂を癒やす魔法のような体験です。フィンランドの人々は、自然とのこの親密な関係がウェルビーイングのための条件であると考えています。

暑い時期に泳ぐのは納得だと思いますが、なんとフィンランドには1年中サウナに入っては湖で泳ぐ人もいます。これは理由なしにやっているのではありません。冬の湖に張った氷に、身体が入るだけの穴を開けて水に入ります。多くの人にとっては拷問のように苦しいぐらい極端に冷たい湖水でも、世界的に有名なフィンランド人の幸福の秘密ではないかと仮説を立てる人もいるのです。冷水に入るショックは気分を高揚させるものとして、あらゆるウィンターブルー(冬季うつ)に効果があると信じられているのです。

疑似科学なのか、それとも、幸せな生き方への鍵なのか?その答えを出すには、自分で試して確認するしかないでしょう…

クレジット : Istock / Riekkinen
クレジット: Harri Tarvainen

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