冬のフィンランドで楽しむ氷上アクティビティ

「1000の湖のある国」と呼ばれるフィンランドでは、冬に楽しめる氷上アクティビティが盛りだくさんです。フィンランドの湖は形と大きさが様々です。多くの湖が湖水地方に位置していますが、フィンランド全域で湖の素晴らしさを体験することができます。フィンランドでは、絵のように美しい長い海岸線や湖や河川で、息を呑むほど美しい冬の凍った風景を味わえるとともに、ワクワクするような冬のアクティビティを楽しむことができます。

フィンランドの氷や冬にするべきことについて、よくある質問をいくつか取り上げます！

一般に他の地方に先駆けて冬がやってくるフィンランド北部のラップランドでは、通常10月下旬から12月にかけて湖が結氷を完了します。 一方、トゥルクやヘルシンキなど、南部の海岸に位置する都市では気温は穏やかです。その結果、海は通常12月から1月にかけて結氷が完了します。フィンランドの氷の風景を探訪する際には、Waterinfo が提供する氷の最新情報を参照できます。これは、旅行者がフィンランド各地の氷の厚さについて情報を入手できる便利なツールです。

はい。アイススケートは冬の代表的なアクティビティです。フィンランド各地の市町村には、天然氷を利用した屋外スケートエリアがたくさんあります。目印が付けられ管理された「ツアースケーティング」（長距離スケート）コースを利用すると安全が確保できます。さらには多くの都市で、スケート靴をレンタルしてホットココアを飲みながらスケートを楽しめる、陸のスケートリンクが設けられています。

はい。フィンランドでは釣りが盛んで、冬にはアイスフィッシングはイチオシのアクティビティです。必要な用具の手配や最高のスポットの案内を任せられる地元のガイドを見つけることをおすすめします。これは心を落ち着かせてくれるアクティビティです。氷に穴を開けて、釣り糸が引っ張られるかどうかに注意します。防寒着を着用して、飲み物やスナックを持参してください。

スノーシューを履いてシンプルに氷上を散歩することはフィンランドで人気のアクティビティです。広大な氷の風景には驚くほど癒しの効果があります。目印が付けられた湖を横断するクロスカントリースキーのルートもあります。ワクワクするものをお探しなら、フィンランドには、ゴーカート、オートバイ、さらには車で走れるアイストラックを提供している場所もあります。

氷に穴を開けてサウナの後に冷たい水に浸かることを楽しむフィンランドの人々もたくさんいますります。それは、フィンランドで冬にできる最高のことの一つです。フィンランドでするべきことや、行くべき場所についてさらに情報を入手するには、フィンランド国立公園が提供する氷上アクティビティと安全に関するアドバイスを参照してください。

氷が丈夫で、十分な厚みさえあれば大丈夫です。少なくとも 5cm の厚みの透明な氷が必要になりますが、大人の体重を支えるためには 10cm の厚みの方が安全です。スノーモービルに乗ることを計画している場合は、少なくとも 15cm の透明な氷があることを確認してください。氷の状態に疑問がある場合は、その地域をよく知っている地元のガイドに連絡するのが賢明です。

海峡や瀬戸など、水流がある場所は必ず避けてください。航路の近くや、橋や桟橋の下に行かないでください。海岸線の近くで身体を支えることができる氷があったとしても、海岸を離れた所にも同じ状況があるとは限りません。その他の安全に関する注意や、氷上の安全のための装具の完全なリストについては、Finnish Border Guard（フィンランド国境警備隊）が提供している氷上を歩く際の注意を参照してください。

透明な氷は良質です。水面下の水が直接に氷になったもので、強度があり、透明で、均一です。スケートをするのにも良い氷です。しかし、フィンランドの湖では、雪と水の混合物から淡くぼんやりとした外観を持つ様々な種類の氷が張ることもあります。この種の氷は透明な氷と比べて滑らかさや強度の点で劣ります。判断できない場合は、地元の人に相談してください。

凍った湖では視界が広がり、オーロラを捕まえる機会があります。フィンランドでは、8月末から4月にかけてが、オーロラを鑑賞するベストシーズンです。オーロラは一般にフィンランドのラップランドで最も多く現れます。