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フィンランドで冬にできる最高のこと

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お気に入りの冬のアクティビティを見つける

クールな北欧の国フィンランドの冬に何をしたらよいのかわからない人もご安心を。手始めにいくつかのアイデアをまとめてみました。

寒さを恐れる必要はありません。お天気に合った服装を選んで、重ね着をして、屋外でも快適にピリッとした新鮮な空気が楽しめます。それでも寒いと感じたら、単純なフィンランド式の解決策、近くのサウナに行って血流を良くしましょう。

寒いからこそできるアクティビティもたくさんあります。雪で覆われた絵に描いたように美しい森でスキーをしたり、都会のスケートリンクで楽しんだり、ファットバイクに乗ってオーロラを探しに行ったりしましょう。用具が必要なら、国内どこでも、とりわけスキーリゾートで、アウトドアアクティビティの用具がレンタルできます。

オーロラを探しに

フィンランドで鮮明なオーロラを見る可能性が一番高いのは北部で、オーロラシーズンは9月から春まで続きます。  統計学的には、空に雲がなければラップランドではほとんど二晩に一度はオーロラが現れます。運さえ良ければ、南部でもオーロラを見ることができます。

オーロラを見るツアーを予約して、あるいは個人でオーロラを探しに行きましょう。オーロラ鑑賞できる場所と準備についてお読みください。

もっとも一般的なのは緑色のオーロラです。幻想的な自然現象を見たり、写真に撮ったりしましょう。
クレジット: Thomas Kast

独特の宿泊施設を楽しむ

北国の自然の中には様々な宿泊施設があります。好みと予算により、リーゾナブルなものから豪勢なものまで様々な選択肢があります。

より素朴な宿泊施設を探しているなら、全国各地に暖かくて居心地のよいログキャビンがあります。

なんとも特別なものを探しているならユニークなガラスのキャビンを調べてみましょう。快適なベッドにいながら、星の多い夜空や時にはオーロラも見ることができます。

一生に一度の最高の体験を探しているなら、そんな願いもかないます。北フィンランドのバケツリストに必ず入る項目、雪のホテルを調べて見ましょう。

今までにない新しい宿泊施設なら? ベッドでアイスフィッシングをしながら始める1日を想像してみてください。
クレジット : Jari Romppainen
ユニークで豪華な雪のホテルに滞在。
クレジット: Lainio Snow Village
あるいは、快適なガラスのキャビンからオーロラを見るのはどうですか?
クレジット: Jari Romppainen

宿泊施設にはリーゾナブルなものから豪勢なものまで様々な選択肢があります。

ダウンヒルスキーやクロスカントリースキー、スノーボード

ウィンタースポーツ好きのみなさん、フィンランドにお任せください。北国のシーズンは長く、国中、とりわけラップランドに、たくさんのスキーリゾートがあります。

スキーはまったくやったことがないけれど? ご心配なく。フィンランドにはあまり標高の高い場所はないので、初心者向けのゲレンデもたくさんあります。すべての用具はレンタルでき、スキーリゾートでは個人または小グループでのレッスンも提供しています。

初心者におすすめの選択肢としてはクロスカントリーもあります。ヘルシンキからウツヨキまであちこちに、雪がある限り、よく整備されたスキーコースがあります。

クロスカントリーには基本的なテクニックが2つあります。クラシックスタイル(写真)とスケートスキースタイルです。
クレジット : Mikko Huotari
雪に覆われた森でのダウンヒルスキーは最高です。
クレジット: Elina Sirparanta
経験豊富なスノーボーダーで、チャレンジを求めているなら、息をのむほど美しい風景の中でフリーライドはいかがですか?
クレジット: Flatlight Films

ハスキー犬やトナカイの引くそりに乗る

ハスキー犬やトナカイの引くそりに乗るのは、北国の風景を探索するもっとも楽しくて思い出に残る方法です。冬のラップランドには楽しめるものがたくさんありますが、これらのそりはバケツリストに入るカテゴリーのものだということに疑いの余地がありません。

トナカイは半家畜であるため、ラップランド滞在中にはおそらく道路や住宅の近くを歩いているトナカイを見かけるでしょう。トナカイぞりは、実際昔のサーミの交通手段です。トナカイぞりにお試しで乗ってみたいと思ったら、農場に行ってみましょう。農場ではしばしば敷地内で短いそりツアーを催行しています。本格的に体験したければ、長時間のトナカイサファリもあります。

犬が好きでハスキーツアーに興味がある人は、サステナブル・トラベル・フィンランドの認証を受けているラップランドのハスキーツアー会社 Hetta Huskies(ヘッタ・ハスキー)Bearhill Husky(ベアヒル・ハスキー)のツアーを見てみましょう。

なかなか決められないこともあります。ハスキーサファリに行くべきか、
クレジット : Samuel Taipale
トナカイぞりに乗るべきか? 一つに決められないなら、両方やってみましょう!
クレジット: Juho Kuva

アイススケートに挑戦

アイススケートも楽しい冬のアクティビティです。ヘルシンキの街の周辺など快適な街のスケートリンクで滑るか自然に張った氷の上で本格的なスケートを楽しみましょう。

都会のスケートリンクでアイススケートを楽しむのは楽しいものですが、広々とした自然の風景の中で滑るのは思い出に残るアドベンチャーになります。氷の層が十分に厚くなる、つまり安全にスケートができるようになると、フィンランド人たちは海岸や湖などの屋外のコースに出かけて行きます。自然に張った氷の上でスケートを練習したい人は何万もの湖のある湖水地方に行きましょう。

街でアクティブにスケートリンクの雰囲気を楽しみながらスケートをしましょう。
クレジット : Jussi Hellstén / Visit Helsinki
あるいは、街から離れて美しく広大な自然が楽しめる場所に向かいましょう。
クレジット: Harri Tarvainen

大自然の中でスノーシューやファットeバイク

雪に覆われた風景は陸でも楽しめます。スノーシューとファットeバイクで、冬の森と丘をまったく新しい視点から楽しめます。ほとんどのスキーリゾートには分かりやすい標識のついたスノーシューやサイクリングのコースがあります。また、ガイドを利用したりガイド付きツアーに参加したりすることもできます。

有力情報!深い雪の中でも簡単に歩けるフィンランド発祥のスライディング・スノーシュー(liukulumikenkä リウクルミケンカ)に挑戦してみましょう。

このような風景を見るとスノーシューをやってみたいと思うものです。
クレジット : Matt Cherubino
ファットeバイクで、北国の風景を探索しましょう。
クレジット: Roll Outdoors

サンタクロースに会って、クリスマス気分を満喫

ご存知かもしれませんが、サンタクロースはラップランド出身で、ロヴァニエミはサンタの公式ホームタウンです。1年中いつでもサンタクロースに会ってクリスマス気分に浸りましょう。ロヴァニエミでは1年中たくさんのクリスマスらしい体験を提供しています。

11月と12月には、フィンランド各地で素敵なクリスマスマーケットが開催されます。喜びにあふれた雰囲気を楽しみ、手作りミトンを買って、スパイスのきいた北欧の伝統的な温ワインglögi(グロギ)を飲みましょう。

フィンランド語で『joulupukki(ヨウルプッキ)』と呼ばれるサンタクロースは1年中ロヴァニエミにいます。
クレジット : Juho Kuva
クリスマスマーケットは国内全域、とりわけ大都市で人気のイベントです。タンペレ市のマーケット広場の美しい風景
クレジット: Laura_Vanzo / Visit Tampere
ジンジャーブレッドと『glögi』(グロギ、温ワイン)はフィンランドのクリスマスに欠かせないものです。クリスマスマーケットに行ってみましょう!
クレジット: Laura_Vanzo / Visit Tampere

サウナに入ったり氷水に浸かったりしてみる

フィンランドを訪れるなら、サウナは1年中いつでも必須の体験です。公共サウナはフィンランド中にあり、しばしば湖や海のすぐそばにあります。熱々のサウナに入ったり氷の張った水に浸かってリフレッシュしたりして、フィンランドならではの体験に挑戦してみましょう。やってみればすぐにエンドルフィンとアドレナリンが出て、フィンランド人が冬になるととても冷たい水で水浴びする理由が分かります。ヘルシンキ – バルト海の沿岸にある首都にはサウナとウィンタースイミングを体験できる場所がたくさんあります。

ウィンタースイミングの利点の一つは、後で自分がどんなに勇敢だったかをほかの人に話せることです。
クレジット: Mikko Nikkinen

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冬のラップランドの楽しみ方

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