夏の海岸の楽しみ方トップ5

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クレジット: Maisa.fi

沿岸と群島地域には、素晴らしい夏のアクティビティがたくさんあります。  

フィンランド沿岸には世界最大の群島があり、のんびりとした島のライフスタイルと、深く根付いた海洋文化、青く輝く海、 新鮮な食材が並んだファーマーズマーケット、パンを焼くカフェなど、暖かい時期に楽しみたい地域です。 

夏の楽しみ方トップ5をご紹介します。 

自転車に乗り、群島トレイルで景色を楽しむ

群島トレイル は、自らボートを所有しなくても旅行者たちが列島の水路にアクセスできるルートです。このトレイルは、20年以上にわたってサイクリストやバイカーに愛され続け、世界中の人々を魅了しています。橋やフェリーで島から島へと渡り、群島を巡る素晴らしい旅が楽しめます。トレイル沿いにはレストラン宿泊場所、農産物直売所が点在し、海もそう遠くありません。 

トレイルへは車、バス、自転車、徒歩でアクセスでき、毎年5月中旬から9月上旬にかけては端から端まで開通しています。250kmに及ぶ環状ルートでは、最低8隻のフェリーを利用します。移動手段にもよりますが、+通常2~5日ほどでまわれます。

群島の小道からは、美しい野原、趣のある小さな村、そして雄大なバルト海を眺めることができます。
クレジット : Juho Kuva
立ち並ぶの赤い木造の漁師小屋は、美しい海岸の風景に彩りを添えています。
クレジット: Juho Kuva

灯台で静寂に包まれた穏やかな一日を過ごす 

フィンランド灯台協会は、フィンランドの灯台の遺産、伝統、文化を保護することを目的としています。 灯台の多くは、もはや航海に使われることはなく、朽ち果ててしまうのも時間の問題です。 その代わりに、旅行の名所として新たな用途を見いだし、レストランやユニークな宿泊施設になることもしばしばです。 灯台は人里離れた場所にあり、静かであることが魅力です。聞こえてくるのは海の音と薪を燃やすサウナの音だけです。  

ハンコの南西25kmにある小さな島の中心には、「すべての灯台の母、祖母、名付け親」であるベンクトゥシャール灯台があります。灯台には伝統的な群島のキッチンと宿泊施設があり、魅力的なホストが滞在中のお世話をします。  

あまり知られていませんが、同じく興味深いのがキュルマピヒラヤ灯台です。ラウマ諸島の最奥部に位置し、15室の部屋があります。こちらは2部屋のみです。フィンランドの海岸や群島には、他にもたくさんの灯台があります

ハンコの近くの島にあるベンクトゥシャール灯台は、北欧で一番高い灯台です。
ベンクトゥシャールの螺旋階段は252段で、塔の高さは52mです。
Credits: Bengtskär Lighthouse

国民的キャラクター「ムーミン」に会いに行こう 

「すべて楽しいことは、お腹にいいのですよ!」とムーミンママなら言うでしょう。フィンランドのイラストレーター、トーベ・ヤンソンが生み出した白くて、まるでカバのようなムーミンは、世界中で愛され、ムーミンはフィンランド人の内気で思慮深い性格を表しています。ムーミンを通して、読者は愛、喪失、友情について優しくおだやかに学ぶことができます。   

ムーミンワールドを訪れて、ヤンソンが創り出した世界観とコンセプトで作られた公園で、その好奇心旺盛なキャラクターたちと触れ合いましょう。  フィンランドで太陽がさんさんと降り注ぐ街ナーンタリにあるムーミンワールドでは、ムーミン、スニフ、リトル・ミイなど、愛され続けるキャラクターたちとのふれあいや、ネイチャートレイル、シアターショーなど、大人も子供も楽しめるアクティビティが用意されています。6月から8月までの期間限定ですが、2月のみ冬季開園され雪遊びができます。

クレジット: Moomin World

群島に釣りに行く  

沿岸や群島での釣りは、夏の華やかなアクティビティの1つです。ボスニア湾とボスニア海を隔てるボスニア湾沿岸のうち、スウェーデンに面した狭い地域、クヴァルケンは釣りに最適な場所の1つです。  

「カワカマスの楽園」と呼ばれるクヴァルケンは、フィンランドで唯一のユネスコ自然遺産であるクヴァルケン群島がある町でもあります。アイスフィッシングや釣り針と釣り糸による釣りは、公共の権利の概念にあたるため、この場所でライセンスは必要ありません。管理費を支払えば、フィンランド全土で1本の竿、リール、ルアーを使ったルアーフィッシングができます。  

この地域では、釣りツアーが盛んに行われています。詳細情報: Kvarken Fishing

 

クレジット: Elina Manninen / Keksit

海辺のキャビンをレンタルする 

フィンランドの夏と群島地域を満喫するには、海辺にキャビンを借りて、水辺(またはサウナ)で過ごすのもひとつの方法です。自然界と人の住まいの境界を曖昧にした周囲に溶け込むようなデザインの宿泊施設は、フィンランド人の夏の過ごし方そのものです。公式の国勢調査によると、2020年には国内に50万戸を超える個人所有の別荘があるとされています。その人気ぶりは、実際に宿泊して、海水浴やサウナに入り、暖かい日差しの中で食事を楽しめば、よくわかるでしょう。これぞフィンランド流!

クレジット : Emilia Hoisko
クレジット: Emilia Hoisko
クレジット: Emilia Hoisko

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