夏のラップランドでしたいことベスト5

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息を呑むようなフィンランドのラップランドでキャンプをする女性

クレジット: Miikka Niemi, Flatlight Films

ラップランドの冬は世界的に有名ですが、夏の季節も同様に魅力的です。

フィンランド最北のラップランドは、亜寒帯の大自然とオーロラの舞うことで知られる人口密度の低い地域です。この地域の動植物は豊かで、自生する小さなフキノトウから野生のトナカイまで、さまざまな種類が生息しています。宿泊施設は、ブティックホテルから山小屋、コテージ、家庭的なアパートメントまで、さまざまなタイプがあります。この地域はこの上なく美しい冬でよく知られていますが、暖かい季節も同じように見どころが豊富で、エキサイティングな体験ができます。

クレジット: Jari Romppainen

サーミの生活様式に浸る

フィンランドの一部でありながら、ラップランドは独自の豊かな文化を持つ国です。この地域は、ノルウェー、スウェーデン、ロシア、フィンランドの北部に住む先住民族であるサーミの故郷に属しています。

夏場は緑豊かなサーミでは、ウラル語族に分類されるいくつかのサーミ語が話されています。人々は、漁業やトナカイの半遊牧など、さまざまな生計を立てています。

サーミの文化に触れるには、イナリにあるサーミ文化センター・サヨスを訪ねるのが一番です。この文化センターは、すべての訪問者にとって興味深く魅力的な出会いの場であると同時に、重要な目的を担っています。このセンターにはサーミ議会があり、フィンランドの先住民文化にとって最も重要な場所の一つとなっています。サヨスは、サーミが独自の言語、文化、生活、自治を維持・発展させるためのより良い環境を作り出しています。

もうひとつのお勧めは、近くにある博物館兼ネイチャーセンター、Siidaです。展示やイベントを通して、活気あるサーミの文化や周囲の北極圏の自然に関する情報を提供し、北の国への窓を提供しています。

クレジット: Ville Fofonoff

夏のサウナ

フィンランド人にとって、サウナはリラックスして、洗い流して、心を落ち着ける共用の場所です。タオルと冷たい飲み物を持って友達と一緒に、地元の人たちが好むことを楽しんでみましょう。

Muonio(ムオニオ)にあるArctic Sauna World(アークティック・サウナ・ワールド)は、サーミの聖地Pallas-Ylläs(パッラス・ユッラス)国立公園に並ぶ美しい丘の間にあり、5つのサウナで独特の体験ができます。

レストランKesärafla(ケサラフラ)サウナは、夏の間Rovaniemi(ロヴァニエミ)で人々が集まる活気ある場所です。サウナに入った後にKemijoki(ケミヨキ)川の水に浸かってクールダウンしましょう。長く滞在したい時には木炭使用のグリルで調理したおいしい食べ物でお腹を満たして、真夜中の太陽の下で充実した時間を過ごしましょう。

また、Kuusamo(クーサモ)には、魅力的なサウナ、Isokenkäisten Klubi(イソケンカイステン・クルビ)のセブンスタースモークサウナがあります。スモークサウナの穏やかな温かさとHeikinjärvi(ヘイキンヤルヴィ)湖の静けさで気分良くリラックスできます。

サウナについてさらなるインスピレーションを得るには『ラップランドでぜひ体験してほしい5つのサウナ』をお読みください。

Rovaniemi(ロヴァニエミ)のOunasjoki(オウナスヨキ)川は、サウナの後に水浴びできる素晴らしい場所です。
Credits: Samuli Rosenberg, Flatlight Films

ラップランドの文化と地元の人々を知る

 

この地域への旅行者が少ない夏には、地元の人に会ってラップランドでの生活について興味深い話を聞く機会に恵まれることでしょう。時間をとっておしゃべりしてみると、地元の人たちしかしらない魅力ある場所を教えてもらえることも多いでしょう。フィンランド人とフィンランド的なおしゃべりがどんなものなのか(あるいはその欠如)についてお読みください。

どこから探索を始めたらいいのか迷ったら、まずは北ラップランドにある小さな村を訪れてみましょう。それらの村々はしばしばツアーやアクティビティの出発点となっていて、地元の人たちが迎えてくれるので北部の生活について学ぶよい機会も得られます。

ラップランドの歴史や文化をもっと深く掘り下げてみたいなら、様々な魅力ある場所もあります。Rovaniemi(ロヴァニエミ)にあるアルクティクムは、サイエンスセンターと博物館を兼ね、北の自然と文化、歴史などに親しめる場所です。アートに興味があるなら、ラップランドで一番有名なアーティストの一人、『北のピカソ』として知られるReidar Särestöniemi(レイダル・サレストニエミ)の世界に飛び込んでみましょう。Särestöniemi(サレストニエミ)ミュージアムはKittilä(キッティラ)にあります。あるいは、Saariselkä(サーリセルカ)の近くにある金鉱採掘博物館でラップランドの金探鉱の歴史に親しみましょう。Utsjoki(ウツヨキ)地域では、18~19世紀に歴史をさかのぼり、この地域で文化的・歴史的にもっとも重要な場所、教会の小屋を訪れてみましょう。

 

クレジット: Samuli Rosenberg, Flatlight Films

自然に囲まれて真夜中の太陽を体験する

 

ラップランドを夏に訪れるべき一番の理由の一つが真夜中の太陽です。この自然現象が完全に体験できるのは北極線より北の地域のみです。5月中旬から8月中旬まで、太陽は地平線の向こうに沈みません。太陽は昼も夜も1日中出ていて、いつまでも続く金色の光が北部の日々をとても長く神秘的なものにします。

いわゆる白夜の季節には、北部の大自然の中で思い出に残る深夜のアドベンチャーに出かけたくなります。ラップランドのなんとも美しい国立公園をハイキングして真夜中の太陽を体験してみましょう。広大なPallas-Yllästunturi(パッラス・ユッラストゥントゥリ)国立公園の空気は世界で一番きれいなことで有名です。Oulanka(オウランカ)のKarhunkierros(カルフンキエロス)トレイルでは、フィンランドでもっとも印象的な滝を吊り橋から眺めることができます。金探鉱の興味深い歴史のあるLemmenjoki(レンメンヨキ)には人の心をつかんで離さない人跡まれな場所の魅力があります。 

あるいは、開放感のある丘でサイクリングを楽しみましょう。230kmものサイクリングルートと素晴らしい風景が楽しめるSaariselkä(サーリセルカ)は電動自転車やファットバイクを試してみるのに最高です。水上でのアクティビティを求めているなら、Inari(イナリ)湖はカヌーに最高で、Rovaniemi(ロヴァニエミ)からはリバークルーズもできます。

 

Credits: Samuli Rosenberg, Flatlight Films

ヒント : 地元のおいしいものやワイルドフードも忘れずに試してみましょう

屋外で活動的な時間を過ごすと、腹ぺこになるはずです!幸いにもラップランドでは新しい食体験もできます。この地域のピュアな自然が、ベリー、ジャガイモ、魚、トナカイ肉など栄養価の高い食材をもたらします。ぜひ食べていただきたい定番料理はトナカイ肉のシチュー『poronkäristys(ポロンカリステュス)』、クラウドベリーを添えたパンチーズの『leipäjuusto(レイパユースト)』、スモークワイルドサーモンなどです。

Rovaniemi(ロヴァニエミ)のNiliSKY Kitchen、Saariselkä(サーリセルカ)のLaanilan Kievari、Inari(イナリ)のAanaarUkko、Ruka(ポシオ)のTapioやLevi(レヴィ)のNiliPoroなど、ラップランドには地元のごちそうを提供する素晴らしいレストランがたくさんあります。このようなレストランでは、お皿にのったラップランドの大自然を本格的に味わうことができます。

ラップランドの最高に伝統的な料理、マッシュポテトとコケモモを添えたトナカイ肉のシチュー(フィンランド語で『poronkäristys(ポロンカリステュス)』)。
クレジット: Soili Jussila

ラップランドで過ごす次の夏休みのインスピレーション

ラップランドでの夏休みに楽しめることをもっと探しているなら? これ以上探す必要はありません。ラップランド地域の様々な場所で次の休暇に楽しむことのヒントをまとめました。

Meet reindeers inside fences.
Rovaniemi

Local Reindeer farm visit with photographer (summer & autumn)

3 時間

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